「今日いち衝撃でした・・・」靴紐の結び方

「今日いち衝撃でした・・・。何十年も間違っていたなんて!」

昨日マンツーマンエクササイズを受けてくださったお客様のお言葉。靴紐の蝶結びが間違っていたのです。

靴紐がすぐにほどけてしまうという話になり、見てみると、靴紐自体は特にほどけやすいものではなさそうでした。
(最近のモデルですと、SIMBA TRAINERなんかは確かにツルっとした丸紐なので、すぐにほどけてしまうのもわかります)
このような場合、「いつも通りに靴紐を締めてみてもらえますか?」とその場で蝶結びをしていただくと、、、実に多くの方が蝶結びが間違っているのです。縦結びだったり、逆さだったり。
昨日のお客様もご多分にもれず、ちょっと惜しい間違いをされていたので「はじめにこちら側から輪っかを作ります、この紐は手前からかけます」とレクチャーしたところ、きれいで硬い結び目が出来ました。
そこで冒頭のお言葉です(笑)

私は子供のころに誰かに教えてもらった記憶があります。母なのかなぁ?
雑巾の絞り方とか、漢字の書き順とか、当時は「チッ、なんだっていいじゃん」と思いましたけど、何百回、何千回と繰り返す中で、正しいやり方はやっぱり正しいし美しいのだということが理解できるようになりました。

蝶結びの間違いやすいポイントは、
①どちら側(つま先側orかかと側)にきた紐で最初の輪っかをつくるか
②輪っかの根本に紐をかける時、手前からかけるか、向こうからかけるか
です。
正解の動画を貼っておきます。純粋な蝶結びは、下の2パターンです。とっくに知ってるよ~って方はスルーしてくださいませ。

【A】

 

【B】(Aの左右が反転したやり方)
※私は普段Aのスタイルなので、ちょっとぎこちない手つきですみません。

 

【おまけ】
過去のブログで紹介したTipsを再掲します↓

仕上げに、左右の輪の始まりの位置(=ブルーで塗った2ヶ所)を同時に引っ張ります。上の動画でもやっていますね。
結び目が固く締まってほどけにくくなります。輪っかを単純に横に引っ張るだけで、仕上げにこれをやっていない方が意外と多いです。
ピンクの箇所を引っ張ってしまうと、紐の先っぽ(ピンク点線)が短くなるだけで結び目が締まりませんので、すぐ間違いに気付くかと思います。

ほどけにくい特殊な結び方も、基本的には上記のや結び方に行程をいくつか足したものがほとんどです。YouTubeで検索するとたくさん出てきます。が、純粋な蝶結びでも正しく結べば、そう簡単にほどけません。どうしても靴紐の素材でほどける場合は、別の紐に替えましょう。

靴紐がすぐにほどけるからという理由で、ぶかぶかにしたまま硬く結んでしまって、永遠にほどかず脱ぎ履きしている方もよく見かけます。足にとっても、靴にとってもよくありませんので、今一度結び方の見直しを♪

YouTubeチャンネルを作ってみました。限定公開なので、当店サイトやSNSやブログを見て下さっている方向けです。来年は頑張って動画を撮ってUPしていこうと思います。
エクササイズの紹介とか、靴の履き方とか、商品紹介とか。自分的には文章が好きなのですが、動画でしか伝わらないこともありますし、YouTube世代というんでしょうか、若いお客様を少しずつ増やしていきたいです。そういう私は特に若くないけどYouTubeはよく見るほうだと思います。見始めると止まらない、危険なシロモノです。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。