ハラルフードとスパイス

今日はヘルシーな「食」の話題をお届けします。
突然ですが、皆さんはカレーは好きですか?
嫌いな人にはあまり会ったことがないくらいの、国民的人気料理ですね。
私は好きでも嫌いでもなかったのですが、半年ほど前に急にカレーに目覚めました。といってもカレーライスではなく、スープや炒め物をカレー風味にして楽しむやりかたです。

きっかけは、家の近所(ジョギングコースの途中)にハラルフードのお店を発見して、そこでカレー用のスパイスを購入したこと。ここで買うスパイスや加工品がどれもすごく美味しいのです。
スパイスは単品もありますし、用途別にミックスされたものもたくさんあります。このお店で奥深いスパイスの世界に引き込まれました。辛い(からい)だけじゃないんだ~と。


こんな看板なので、始めは何屋さんなのかわからず素通りしていました。どうして自動車買取・・・笑!?

日本にも多様な国籍の人が住むようになり、海外からの旅行者が増え、「ハラルフード」「ハラル食材」という言葉を近年よく耳にするようになりました。また、「ハラール認証」のマークのついている食材も見る機会があります。「ハラル(ハラール)」ってどんな意味なんでしょう?

ハラルの意味
イスラムの教えで「許されている」という意味のアラビア語がハラール(ハラル)です。反対に「禁じられている」と言う意味の言葉が「ハラーム(ハラム)」です。
ハラルとは神に従って生きるイスラム教徒(ムスリム)の生活全般に関わる考え方であり、ハラルマーケットは、ムスリムの日々の生活全てに関わる商品やサービスなどの提供を全て含んだ、とても幅の広い市場なのです。
<ハラル(許されている)食品の例>
野菜、果物、魚、卵、牛乳
イスラムの方式にしたがって”と畜”された動物の食肉、あるいはその派生物
<ハラム(禁じられている)なもの>
豚・犬
死んだ動物の肉、イスラムの方式にしたがって”と畜”されなかった動物の食肉、あるいはその派生物
血液など

その他、かぎづめのある動物など
※宗派、国および地域、個人によって詳細の解釈が異なります。

とのこと。(社)日本フードバリアフリー協会のサイトより引用させていただきました。

食品が原料から加工、製造、流通に至るまでのすべてにおいて、ハラルであるかどうかが問われるらしいです。
そのためハラルフードは「イスラム教の教えにおいて許されている」こと以外に、「清潔かつ安全に管理された、高品質・高栄養価で健康的な食べ物」であるという側面をもっています。

前述のハラル食材のお店も、置かれているものがどれも高品質で、本物の味がします。野菜が置いていないだけで、そのへんのオーガニックスーパーと変わらないレベルかな、と思います。つまり、かなりヘルシー!!その上お値段も安いのです。
パッケージだけで判断して買うのがまた楽しく。トップの画像は目下お気に入りの2品。クセのないカレーパウダーはスープ作りに。ALL IN ONEというスナックはびっくりな美味しさです。余計なものが入っていないのがいい!マイベストお菓子 of 2019ですヨ。なんと恵比寿アトレのディーン&デルーカにも売られているのですが、お値段は少し高めでした。
改めて考えてみると、日本の一般的な食品市場って、本当に添加物が多いなぁ、野菜も農薬や化学肥料にまみれているなぁ、と思います。ジャンクフード大国と言われるアメリカのほうがまだ少ない気が。
こう書くと添加物とかほとんど摂ってない人みたいですが、もう普通に食べちゃってますね。避け続けるほうが大変なので。その代わり、家で食事を作る時はせめて良い食材や調味料で、とは思って選んでいます。近所にハラル食材のお店があるなんて有難いです。ヘルシーでパワーが出るものが食べたくなったら行くという風に利用しています。特に夏場は、東京も南国のような暑さなのでスパイスが活躍しました。

聞いた話では、都内だと新大久保あたりにもハラル食材のお店が多いとか。
海外からの観光客も増えるにつれ、ハラルフードやハラルなレストランも増えていくのかもしれませんね。気になった方は、あなたの街の”ハラルフードスポット“を探してみてください。

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