たぶん熱中症になった話

関東平野のど真ん中で育った私は、暑さへの耐性があるせいか、真夏の暑さが嫌いではないです。汗をかくのはむしろ爽快で、仕事が休みの日は気温35℃くらいの昼間にあえてランニングしているくらいです。そんな暑さに強い私が、先日人生初の熱中症になりました。診断されたわけではないけれど、はい、多分熱中症でしょう。

ありふれた一日の流れ

この日は東京におりました。朝食を摂ったあと午前中はほとんど屋内にいました。用事を済ませ、ちょっと時間があったので買い物がてら炎天下を30分ほど散歩しました。
暑い割にそんなに汗をかいた実感がなく、ここまでミネラルウォーター500mlしか飲んでいませんでした。
午後3時、ランチの後にコンビニコーヒーのアイスラテを買って飲みました。普段はアイスコーヒー一択なんですが、なぜかこの日は気がかわり、「たまに飲むアイスラテは美味しいなぁ」と満足感にひたっていました。SサイズがなくMサイズだったので、ちょっと飲み切ることはできませんでしたが。
ラテを飲んだ直後から、なんだかお腹の調子があやしくなってきました。でも普通に動けました。
(今までも夕方以降にカフェラテを飲むと、けっこうな確率でお腹を壊していたことを思い出す)
小川町へ帰ろうと、帰宅ラッシュで混みあう湘南新宿ラインに乗ったあと、腹痛と冷や汗と震えが来て、立っていることができなくなりました。なんで一駅の区間がこんなに長いんだよぅー!

池袋駅に着いてホームでしゃがみこんでいたら、周りの人が気づいて助けてくれました。
一人の女性は医療関係者なのか、すぐに私の脈をとって「汗もすごいし、熱中症ですかね」と。別の女性はポカリスエットを買って来てくれて、「開けますね」ってフタまで開けてくれました。
駅員さんが車椅子を手配してくれたので、二人の女性の去り際にお礼は何とか伝えましたが、脱力感がひどくてポカリ代をバッグから取り出す力はありませんでした。具合が悪い時に、そばに誰かいてくれることがどんなに心強いか、思い知りました。人々の優しさに心から感謝です。。。このブログを見てはいないと思いますが、ありがとうございました。

回復まで

駅員さんが冷却材をくれて首・脇の下を冷やすようにとのアドバイスでした。おそらくこの時期、同じような症状の人をたくさん見てるんだろうなぁ、という慣れた対応でした。
「救急車呼びますか?」と聞かれましたが「トイレのそばで休めれば取りあえず大丈夫だと思います」と話し、多機能トイレのそばまで運んでもらいました。占領しても構わないとのことで、外が気になりつつも30分ほど多機能トイレに篭ります。
ピークを過ぎた感があり、しばらくトイレ横で休憩しました。しかしクーラーのない駅構内は暑い!
駅ビルに移動して、またトイレに行ったり。いつもの倍くらいの時間をかけながら動き、夜10時くらいにようやく帰宅できました。軽い頭痛と37.5度くらいの熱があったけど、脇の下と首を冷やしたらあっという間に平熱に戻りました。
翌朝にはいたって平常通りの体調になっていました。

ネットで調べると、下痢も熱中症のよくある症状の一つだとありました。知らなかったー。

「環境」と「からだ」の要因が重なったときに熱中症が起こりやすくなると考えられています。

とも書いてありました。

今回の場合もまさにそうで、
・朝からあまり水分を摂っていなかった
・暑さにさらされた(炎天下にいたのはたった30分)
・体質に合わない冷たい牛乳を飲んだ←トドメ
これらが重なって、発症したのだと思います。あくまでセルフチェックですけどね。
熱中症になった人が「まさか熱中症になるなんて思わなかった」とよく言っていますよね。本当にまさか自分が、って感じです。
暑さに慣れているとか、あまり過信してはいけないと思いました。もうこんなツラさは味わいたくないので、真夏のアイスラテ一気飲みは封印します(涙)

まだ猛暑が続くと思います。地震が頻繁にあって交通がストップしたりもしています。皆さん、くれぐれもお気をつけください。
暑いところへ出かけるときは、水分、塩分、日よけグッズや冷却グッズを忘れずに!

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。