次はボーンブロススープ

一昨年からベジブロス(野菜スープ)を常食していることを書きました。
簡単に野菜不足が補えて、抗酸化パワーがあって、腸の具合がてきめんに良くなるので今も欠かさず作って食べています。
一般的に腸に良いと言われる食べ物でも、必ずしも自分に合うとは限らないので、ぴたっと身体に合うものが見つかると嬉しいです。私の場合、ヨーグルトや発酵食品の類がどうも合いません。

当然の流れというべきか。ベジの次はずーっと気になっていたボーンブロススープに挑戦します。
ここ数年、NYでブームの飲む美容液!なんて言って流行っていますが、実は大昔から病んだ時の薬として使われてきた調理法だそう。コラーゲンとかグルコサミンとかいうキーワードに敏感になってしまうお年頃の方はどうぞ続きを読んでください!

先日ご近所のHair Hanaさんに行ったら、オーナーの中西さんが「僕の作ったボーンブロス飲んでみてよ」と出してくださって、これが美味しかった!!
ずっと興味はありながら、調理に時間がかかりそうなイメージがあったのですが、とにかく簡単に作れるというのでさっそく真似して休みの日に作ってみました。

レシピを紹介する前に。
<ボーンブロスとは>
鶏、豚、牛などの骨や骨付き肉を長時間煮込んだスープのこと。 長時間コトコト煮込むことで コラーゲン、アミノ酸、ヒアルロン酸、グルコサミン、コンドロイチン硫酸、 ビタミン、ミネラルといったあらゆる栄養素がスープに溶け出します
期待できる効果としては、
関節を保護
腸壁を修復し、腸の健康を保つ
・セルライトの改善や、健康な皮膚の維持
免疫機能を高める
・化学物質を解毒する機能を増進
など多岐にわたります。

参考図書:『魔法のスープ ボーンブロスでやせる 間ファスダイエット』/鈴木功ほか 著/主婦の友社
この本、今読んでいますが面白いです!!西洋医学と中医学の先生が書かれた本です。ダイエット抜きにしても健康本としておすすめ。ボーンブロスを取り入れた間欠的ファスティングのこと、糖質制限ではなく「糖質選択」のことなどが詳しく説明されています。

【材料】

・鶏がら(手羽先、手羽元などの骨付き肉でもOK)
・しょうが(あと、ほとんどのレシピに「にんにく」と書かれていますが、私はにんにくは食べないので入れていません)
・ローレル
・塩、アップルビネガー少々
・香味野菜(長ネギ、セロリなどの青い部分)、その他野菜(人参、玉ねぎ、トマトなどなんでも)ここではセロリ、人参、玉ねぎを使っています。

【この手順で作ってみました】

1.鳥がらに熱湯をかけて臭みを取る。

2.鍋に鶏がらと大きめに切った野菜を入れる。

3.材料がかぶるくらいに水を入れ、塩と酢を入れる。中火にかけ煮たったところでアクを取り除く。そのあと弱火でじっくり煮込む。
※少量の酢を入れると骨に含まれたミネラルが溶け出しやすくなるそう。
※蓋はしてもしなくてもどちらでも良いようです。
圧力鍋なら30分~、普通の鍋なら1時間~。
ユニロイの鋳物の鍋で、煮立ったあと蓋をして弱火1時間で十分でした。素材もすっかりクタクタになってます。

4.完成!
ざるで濾したスープは、ジップロックなどに小分けにして、冷蔵庫で3~4日、冷凍庫で長期に保存が効きます。いろいろなお料理のダシとして使えます。
一緒に煮た野菜は、そのまま食べてもおいしいです。ピクルスなどに二次加工してもOK。

=====ここまででもOKですが=====

肝心の骨をここで捨ててしまうのは、せっかくの鶏さんの命に申し訳ないので繰り返しスープを取ります。(中西さんによると3番だしまで取るそう)

5.鶏がらをもう一度鍋に戻し、ローレルと生姜だけ足し、水を入れて、今度は野菜なしで2番目のスープを取ります。

6.同じく中火で煮込みます。

2番だしでもかなりしっかりコクが出て、美味しいスープが出来上がります。少しあっさりめでこちらのほうが好きかも。

※きちんとしたやり方は、最初に鶏がらだけ煮こぼしてアクを取り、改めて野菜と一緒に煮る方法のようです。また、スープに浮いた脂を摂りたくない場合は、最後にキッチンペーパーで丁寧に濾すことが推奨されています。

今回は簡易なレシピで、牛や豚の骨に比べて最も手に入りやすい鶏で作りました。
スープを煮込んでいる時、 うちのキッチンで嗅いだことのない香りが充満していました。おそらく人生で肉を使った調理をしたのは10回未満です(調理実習を除く、笑)。なので、出来上がるまではこれでうまく行っているんだろうか、と心配でしたが、結果は・・・
とっても美味しく出来上がりました
骨から出る旨味と素材の味だけで十分すぎる美味しさで、塩は要らなかったかなぁと感じます。
骨ごと肉を煮込むので原料は吟味したいところ。無投薬飼育によるおいしい卵やお肉を販売する秋川牧園さんのサイトを見たら、ちゃんと鶏がらも売られていました。同じサイト内に「鶏がらスープ50ml×5」というパウチされた5倍濃縮スープがあって。。こっち買ったほうが早い??と思わないでもないですが、今は楽しいから自分で作ることにします。

これからはベジブロス(野菜スープ)とボーンブロスをうまく組み合わせてやっていけたら。研究します。
今まであまり食べてこなかった食材だけに、新たな発見があるかも~~。シワが薄くなったりしたら嬉しいし、何をやっても筋肉がつかない体質が改善できたら最高なんですが。
ちなみにボーンブロスをたっぷり飲んだ翌朝、いつになく「よく寝れた感」がありました。走り始めのアキレス腱の違和感も全然なくて、そんなに速攻で効くはずないよね、と思いながらも期待が高まってます。

仕事上ダイエットのご相談をよく受けます。理屈の限りでは、ボーンブロススープを取り入れた間ファスはかなり有効ではないかと思います。私はカロリーや従来の栄養学ってものをあまり信じていません。「食べるもの」+「食べるタイミング」+「(食べるときの)脳の動き」全部が大事だと思っています。
自分の身体で検証しながら、また方法をお伝えしたいです。

あっ、今日はボーンブロススープが飲みたくなってきたので、早く帰ります=3

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