シューズクローゼットの湿気対策に竹炭
昨日までのジメッとしたお天気とうって変わって、今日は快晴になったので、竹炭を乾燥させました。
竹炭はお部屋やシューズクローゼットの消臭・湿度調整に最適です。当店靴屋ですので、湿気は大敵!ということで、店内の至るところに“置き炭”しています。
半年くらい使うと、ホコリもついてお疲れな感じになってきてしまいます。そんなときは水で洗って煮沸して天日に干すと、炭のパワーが復活するそうです。店では煮沸ができなくて、水で洗って思い切り天気の良い日に干すだけですが、十分効果がよみがえる気がします。
私がいつも竹炭を調達している竹虎さんのサイトによると
竹炭を電子顕微鏡でのぞくと、無数の細かい孔があいています。その孔は外に向かって通じていて、それが通気性、通水性に優れている所以であります。
1gの竹炭の表面積は、備長炭の3~5倍の何と約700平方メートルにも達しています。湿気の多いときには湿気を吸収し、乾燥してくると吸収した水分を放出して室内の湿度を調整する調湿機能に優れています。
とのこと。思い込みかもしれませんが、竹炭を置いておくだけで、狭い店内の空間が広がるような感覚があります。お部屋に一つでも「生きているもの」「呼吸しているもの」があると呼吸がラクになります。
ところで皆さんは、MBTの保管をどのようにされていますか?
MBTの取り扱い説明上は
・高温多湿を避けて直射日光のあたらない場所に保管してください。長期保管は避けてください。
となっています。できれば箱にしまわず靴を立ててシューズクローゼットに入れておくと良いでしょう、ともお話しています。
が、私は「箱に入れる派」です。自宅ではすべてMBTの箱に入れて保管しています。ただ、シューズクローゼット自体に湿気がこもらないように、竹炭を一緒に多めに置いています。
革靴は一度カビがついたりすると、完全に除去することが難しく、予防するに超したことはありません。
コストもかからず効果的な消臭・調湿素材として、竹炭はかなりおすすめです。お試しください。
今日、店の外で洗った竹炭を乾燥させていたら、お客様から「炭・・・作ってるの??」と聞かれました。さすがに窯はないですね(笑)。
炭を乾燥させるのに、これまたMBTの箱が最適です。移動させたり向きを回転させたりするのも簡単。これがMBTの空き箱の新しい使い方↓
水分が蒸発していく時に、なんとも美しい金属のような音が鳴ります。(注)動画を再生すると音が出ます。
いいこと尽くめの竹炭ですが、難点といえば場所を取ること。
6畳間に約2kgが目安と言いますから、結構な量になります。見えないところに置く分はカゴにいれて、目に触れるところに置く分はガラスの容器に入れて、インテリアにしています。
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