【動画】アクティブウォーキング Ver.1.0

しばらく動画編集ができておらず、イントロセッション編がまだ完了していません。先にアクティブウォーキングをご紹介します。
「普段どんな風に歩いてますか?」
「歩いてみてもらえますか?」
と、お客様からリクエストがしばしばあるので、撮ってみました。
MBTが目指す自然な歩行動作のポイントを文字で入れています。
歩いているのは私(山田)ですが、これ、まだ理想的な歩きとはほど遠いのです。(今後進化していくと思うので、Ver.1.0としています)

 
ちょうどいい例になるので解説しますと、左足の着地の時に膝関節がきもち屈曲しすぎていますし、そもそも鎖骨の動きが悪いことも課題です。だからといって、歩きながら膝を伸ばそうとか、鎖骨をどうやって動かそうとか考えるのはナンセンスです。
今の私にとっての自然な歩きはこうなのです。
最後のほうに映りこんだ(ゴメンナサイ)、一般の歩行者の人と比較してみてください。重心の位置はどちらが高く感じるでしょうか。

歩く時は頭で考えない

人間の歩行動作は、なかなか複雑です。
機能的に身体を使う意味では、「正解」のような歩き方があるはずだと思うのですが、世の中を見渡しても実にさまざまな解釈があって、歩行動作については解明されていない部分も多くあります。
「かかとでしっかり着地して、つま先で地面を蹴る」「大股で」これが良い歩き方だと言われることがよくあります。けれど、体幹や上半身のポジションや動きを無視して、足だけを一生懸命このように使ったところで、歩き方は一向によくなりません。かえって身体を傷めてしまうことのほうが多いです。
「O脚だから、内股に力を入れて親指に力を入れて歩く」これもやりがちな間違いです。残念ながら、頭で考えれば考えるほど、おかしな歩き方になります。さらに、はじめは意識でやっていた動きが無意識に行われるようになると、本来の自然な歩行に戻すのがとても大変なのです。(大変ですが可能です!)
この「考えすぎ」の弊害については、以前にコラムにも書いていますので今いちどお読みいただければ幸いです。

からだコラム『歩くフォームを考えてはいけない理由(わけ)

アクティブウォーキング

MBTのエクササイズで教わったことを再現しようとするあまり、歩幅がなかなか広げられなかったり、スピードが全然出せない、というご相談がたまにあります。
それに対する答えは、「いざ歩くとなったら、何も考えないで欲しい」です。
つまり、頭で考えてコントロールしようとしないことです。
強いていうなら、目線を下に落とさず遠く(20~30m以上先)に送り、リズミカルに歩くと良いです。どちらかと言えば、やや急ぎ足に近いイメージです。(くれぐれも無理に速くしないように)
リラックスして、心地よい速さ・歩幅で歩いてください、とお伝えしています。MBTのソール構造のおかげで、軽やかに弾む感じが得られるのではないでしょうか。基本的に、通勤や散歩といった普段の歩きには、この「アクティブウォーキング」をお勧めしています。
エクササイズとエクササイズの合間に、アクティブウォーキングを入れて、どのように歩行が変わったかをチェックするのにも使っています。

エクササイズ動画アーカイブページはこちらから。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。