ALTRA PROVISION 6の紹介

画像左からMen’s NAVY, Men’s BLUE, Women’s NAVY

先月から当店で販売スタートしましたALTRAのシューズを詳しく紹介していきます。
最初に取り上げるのがPROVISION6(プロビジョン6)です。ALTRAのロード向けランニングシューズで、ウォーキングにもとてもおすすめ。ALTRAデビューにもぴったりな1足ですよー。

商品情報

<Men’s>
■ ALTRA PROVISION 6 M NAVY
■ ALTRA PROVISION 6 M BLUE
<Women’s>
■ ALTRA PROVISION 6 W NAVY
各¥17,600

仕様
•重量:287g(US10.5 / 28.5cm)
•ミッドソール: Altra EGO™
•アウトソール:FootPod™ Outsole
•クッション: High
•スタックハイト :28mm
•アッパー:通気性のあるエンジニアードメッシュ
FootShape™:STANDARD

仕様の各項目については、メーカーさんからいただいている情報です。
アルトラをすでにお使いの方にとっては、気になる情報だと思うので載せておきます。初めての方には何のことだかさっぱりわからないかもしれませんので、読み飛ばしてください。少しだけ解説すると、クッションの高さがアルトラの全ラインナップの中でHigh(高い)という分類です。「スタックハイト」とは簡単に言ってソールの厚さのことだと思ってください。アルトラのシューズはすべてゼロドロップ(=かかとと前足部の高低差がゼロ)になっているので、かかとも前足部も高さが28mmということになります。
フットシェイプとありますが、アルトラではオリジナル、スタンダード、スリム(シューズの中のスペースが広い順)のようにラストの種類があります。いずれも足指を自然に広げる形になっています。スタンダードはちょうど真ん中、もっとも一般的なタイプということです。
ALTRAの特徴については、ブランド紹介のページをご覧ください。⇒⇒ ALTRAについて

商品画像

↓Men’s BLUE

↓Women’s NAVY

履き心地

ソールがやや高めながら、非常にナチュラルな履き心地です。
ナチュラルの極みは、靴を履いていない素足の状態を指すわけですが、素足でアスファルトを走ったり歩いたりできる人はなかなかいません。「裸足感覚」を謳った数々のシューズを私も試してきて、ソールがあまりにも薄すぎるとやはり長距離、長時間の使用で足が痛くなってしまうのです。アベベ選手*(古すぎ?ご存じない方は↓を)とか、本当にどんだけ足が強かったんだろう?と思います。

*アベベ・ビキラ(1932-1973)…エチオピア出身の長距離走選手。1960年のローマ五輪では石畳のあるコースを裸足でフルマラソンに出場し優勝。1964年東京五輪ではシューズを履いてマラソンに出場し五輪連覇。

PROVISION6はソールにある程度の柔らかさと厚みがあり、それでいて足の自由な動きを妨げない心地よい履き心地です。足の自由な動きというと、趾(あしゆび)の動きのことと思われるかもしれません。もちろん趾の動きも大事ですし、かかとも含めた足全体の動きを自由にさせてくれる、ここがポイントです。

GuideRailという機能が搭載されています。オーバープロネーション*になった時だけ倒れ込みすぎないように戻してくれる自然な着地を促すテクノロジーです。
*オーバープロネーションとは…着地時に、かかとが内側に倒れ込むプロネーション。これは人にとって自然な動きであり、衝撃を和らげてくれる効果があります。しかし、内側に過度に倒れこむオーバープロネーションは足に負担がかかってしまい故障の原因となります。

さらに、アウトソールを見てみると・・・
目をひくのが足の骨格に沿うように独立したラグ。単純な一枚構造ではなく、足の微細な動きに追従してソールが変形してくれます。だから足元が安定するのに固定されない!これはかなりすごいことだと思います。
その他にも書き出したらキリがないほど細部までこだわって作られています。
中足部~かかとのホールドも良いし、シューレースも最高なんです。いちいち感動しています。

このように、ナチュラルさとサポート感が両立していますので、どんな方にも履きやすい1足だと思います。
ゼロドロップシューズを初めて履く人、ランニングやウォーキングで膝や腰が痛くなった経験がある人などに特に良いでしょう。
MBTからの履き替えだと、履いた瞬間の姿勢の変化というのはさほど感じないのですが、歩行時に膝や股関節が自然に伸びる感じがあります。他メーカー(かかとの高くなったシューズ)からアルトラに替えると、「うわー」という反応が見られます。アップライトな姿勢になるのかな?

私がPROVISION 6を推しているもうひとつの理由が、スタイリッシュなデザインです。
アルトラのシューズはフットシェイプが特徴的で、わりと地下足袋っぽい見た目になりやすいのですが、PROVISION 6は良い意味で普通。スッキリと見えます。色使いも普段着にギリギリOKなラインかもしれません。
実際履くとどんな感じに見えるのか。。。気になりますよね。
履いてみました。

山田は身長164cm、24.5cmの足。メンズのUS7(25.0cm)でぴったりです。
本来ならウィメンズサイズが履けます。今回シーズン途中で取り扱いを開始しましたので、現在はレディースの25.0cm以上がほぼ完売しています。メンズとウィメンズではラスト(木型)が異なるものの、履いてみるとメンズでもまったく違和感は感じません。足の形にもよると思いますので、試し履きで確認してください。
外反母趾でも問題ありません。このシェイプですから!外反母趾の方にはとっておきの使用方法がありますので、別の投稿で紹介しますね。

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