平昌オリンピックに感動
平昌オリンピックでは世界中のアスリートの活躍が見られて、毎日楽しみです。もうすぐ幕を閉じるのが寂しくもあります。
それにしても日本人選手のメダルラッシュ、素晴らしいですね!
競技ももちろんなんですが、その背景にあるトレーニングやこれまでの道のりが報道されていると、ついつい見入ってしまいます。
スキージャンプの高梨沙羅選手、ようやくオリンピックのメダルをつかみましたね。
スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢選手、19才とは思えない落ち着きと圧巻のパフォーマンス。ソチ五輪での銀メダルのあと、一日一食、飲み物は水だけというストイックな生活を貫いていたそうです。いくら成長期とはいえ、顔立ちや雰囲気が4年でここまで変わるのかーというくらいの変化。あんなふうにリーンな身体と存在感になれるのなら、私も「飲み物は水だけ」生活やってみようかな・・・と思いながらやっぱりコーヒーは飲んでしまいます。
男子フィギュアスケートの羽生選手、宇野選手もとにかく強かった!二人ともそれぞれ華がありますよね。
そして、一番強く心に残っているのがスピードスケート女子500メートルで見事金メダルを獲得した小平奈緒選手。
レースの動画、感動のウィニングランの動画、もう何回も見てしまいました~~。そのたびにウルウル。。
信頼できるコーチの指導で、地元長野で、ただスケートに打ち込みたい。その真っすぐな姿勢に心を打たれ、小平選手が無名のころから支援を続けてきたという所属先・相沢病院の存在も素敵だと思いました。
小平選手の滑りに関して、元オリンピック金メダリストの清水宏保さんはこんな風に解説していました。
――着氷した瞬間に、氷を蹴って、しかも彼女が良く言っている「氷と対話する」「氷とケンカをしない」滑りをしています。
(中略)氷が割れないように、氷から跳ね返ってくる力を瞬時に足裏の感覚で読み取らなければいけないんです――
なるほどぉ。。歩くことや、走ることにも共通するような。
スケートの分厚い靴とブレード越しに、氷と対話をするために、足の裏の感覚が研ぎ澄まされているということです。これは羽生選手などにも通ずるのでは、と。
(こちらの記事です。とてもわかりやすく解説されています)
もうひとつ小平選手の記事を読んだ中で、さすが!と思ったのは、
――トレーニング中に小平選手と結城コーチとの間で交わされている言葉を、小平選手は明かそうとしない。それには意味があり、
「結城先生との間にある“感覚言葉”みたいなものが、置き換えられて伝わると、子供たちが誤解したまま取り組んでしまうかもしれない。それは一番望んでいないこと。私が将来、直接伝えられたらと思っています」(小平選手)――
というくだりです。
激しく納得です。感覚を言葉にした時、受け取る相手によって、意図がきちんと伝わらないこともあるんですよね。長年育んだ信頼関係があり、イメージが共有できているからこそ、すんなりと同じ“感覚言葉”で話せるのだと思います。
コミュニケーションの極意ですね。
やっぱりスポーツはいい!
観るのも楽しいし、身体を動かすこと、何かに打ち込むことの楽しさを思い出させてくれます。
Photo by Nathan Fertig on Unsplash
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