地味に食い込む巻き爪
見た目は大したことなくても、爪が健康じゃないとストレスになるものです。
こちらのお客様も軽症ですが、気になる例です。
爪の様子がいつもと違う=身体全体のバランスが変わっているサインでもあります。このようなケースも巻き爪ケアとエクササイズを行っていく意義が十分にあります。
お悩み
ここ1年ほど爪が薄くなり、欠けやすい。伸びも悪い。
痛くはないが、爪が肉に食い込んで、急に爪の幅が細くなってきた。「爪はシュッとしなくてもいいのに…笑」とのこと。
以前は気にならなかったが、最近外反母趾になりつつある。
所見
爪の先端側だけでなく、根元側から巻き爪になっています。
爪周囲の皮膚が硬くなり、角質化しています。足先が血行不良な印象です。
甘皮がほとんど育っておらず、その影響もあり爪の伸びが悪くなっているようです。
外反母趾になってきている点、母趾側面に少しタコがある点に注目。足の3つのアーチを保つ力、趾で地面を踏む力が弱っていると思われます。
施術内容
・爪が薄いので、細心の注意を払いながらプレパレーション(前処理)を行いました。
・器具を付けて爪を補整する前に、爪の両サイドの角質のケアを行いました。
・画像の赤い部分(実際には透明に仕上がります)に器具を残すイメージ。特にエッジの巻きをしっかり上げるよう補整しました。
施術料金:巻き爪補整1ヶ所 6,600円
施術時間:エクササイズ含め60分
施術前・施術後の画像
↓上から↓
↓斜めから↓
↓ 正面から↓
ホームケアアドバイス
お風呂上りに爪周囲をオイルでマッサージするようにケアしてください。
ショートフットのエクササイズ(詳細は割愛)。
本日施術していない右足も、同じ傾向があるので、巻き爪を予防するテーピングについてお伝えしました。
可能な範囲で、Correct Toeを使用して歩くと良いでしょう。
爪の伸び具合を見て、1月半~2ヶ月後に次回の補整に来ていただきます。
備考
器具をつけ巻き爪の部分を持ち上げていく際に、持ち上げられているような軽い刺激はありましたが、痛みはありませんでした。
仕上がりの爪は、巻いていた部分が持ち上がったため、横幅が広くなりました。「以前はこんな爪の形だった」とのこと。
帰宅後も少し違和感がありましたが、翌日には気にならなくなったようです。
引き続き様子をうかがっていきます。
当店では、幅広いケースに対応できる画期的な巻き爪補整技術「CLIP ON!」を導入しています。
巻き爪・フットケアメニュー はこちら。
巻き爪、肥厚爪、のびない爪、爪の変形、タコ、魚の目など、足と爪のお悩みは些細なことでもお気軽にご相談ください。
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